デスクトップに起動と停止のアイコンが2個あるのが、ずっと嫌でした。v0.7.0 でトレイのアイコン1個に畳んでいます。あわせて、AI の承認プロンプトを検出できず握り潰していた不具合を、記録した138件のダンプを同じ端末幅で再生して原因まで特定しました。全27項目のうち6つを掘り、残りは1節にまとめています。
many-ai-cli は、複数の AI コーディング CLI を並列で走らせたときの承認と進捗を、ブラウザ1タブに集めるローカルの Web ダッシュボードです。v0.7.0 は新機能より修正のほうが多いリリースで、CHANGELOG の27項目のうち14項目が Fixed でした。
主題は承認の検出です。AI が承認を求めているのは分かるのに、選択肢が壊れて見えるせいでパネルを出せず「承認を保留しました」とだけ表示する状態が続いていました。記録しておいた138件のダンプを記録時と同じ端末幅で再生したところ132件が再現し、原因が2つに割れました。1つは仮想端末ミラーが全角文字を1桁として数えていたこと。もう1つは、抽出が古い再描画と今の質問を1つのブロックとして融合していたことです。この2つで93件がパネルとして描けるようになりました。
ほかに、Windows でトレイ常駐から Hub の起動と停止ができるようになったこと、回答済み承認を覚える状態が3本あって互いに食い違っていたのを1本へ統合したこと、強制終了で利用者のリポジトリに残ったファイルを次回起動時の回収と doctor コマンドの検出という2つの経路で対処したことを扱っています。
Qiita 版(技術版)の要約。承認パネル消失の特定と解消、回答状態の一貫性、強制終了時の残存ファイル対策の3本柱。
note 版(一般向け)の要約。同じ内容を、専門用語を使わずに整理したもの。