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失敗談 2026-10-10

Claude Code の手順書を出そうとしたら、3週間前に出した版がもう古くなっていた

古い地図と新しい地図、鉛筆が置かれた机のそばに猫が2匹。見出しは「手順書も、版と一緒に確かめ直す。」context-diet 1.2.0

3週間前に Claude Code 2.1.278 に合わせた手順書を、2.1.295 で見直したら、確認用コマンドまで古くなっていました。常駐 context と CLAUDE.md を棚卸しする自作スキルを直し、/doctor prompt-audit を足して、1.2.0 として出した記録です。

2.1.278 から 2.1.295 までの変化を CHANGELOG と照らし、説明と確認手順を直して 1.2.0 として配りました。削減量の実測値は 2.1.278 で測ったままで、今回は測り直していません。

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版が進む(2.1.278 から 2.1.295)、CHANGELOG と照らす、直して 1.2.0 で配る、の 3 段の図。削減量の実測値は 2.1.278 のままで、否定形の事実は確認した版と一緒に書く

版が進んだら、手順書の前提を CHANGELOG と照らす。削減量の実測値は 2.1.278 のままです。

この記事のテーマ

出そうとした版は、もう出ていた

2026年10月10日、Claude Code に「最近新しくしたのでリリースしようと思う。全体的にチェックして」と頼みました。ところが 1.1.0 は 9月21日に version 込みで push 済みで、利用者にはもう届いていました。機械的な検査は通っていましたが、配布物が前提にしていたのは 2.1.278、手元は 2.1.295 です。公開 CHANGELOG、公式 docs、実行ファイルの設定説明を照合しました。

「0件」の理由は、キーの不在ではなかった

1.1.0 に載せていた確認用の rg コマンドは、実行ファイルから設定の説明文を取り出すものでした。2.1.295 では短縮変数名が変わり、実在する skillOverrides が 0 件になりました。disableWorkflows は説明が 635 文字に伸びていて、検索の 400 文字上限から漏れていました。空の検索結果をそのまま「存在しない」と読める手順を、自分で配っていたことになります。

古い地図と新しい地図を照らし、検索結果が空になった理由を確かめる手元

探す対象が消えたのではなく、探す条件が合わなくなっていました。

1.2.0 の修正版は短縮変数名に依存せずに検索し、説明文が返らないだけでは不在と判定しません。キー名そのもので数えて 0 件だったときだけ「存在しない」と書き、確認した版を添えます。

入口の判定と、公式の監査

1.1.0 の記述は、2.1.281・2.1.283・2.1.285・2.1.287 の 4 つの版でそれぞれ古くなっていました。まず /context の分母で削る価値を判断するため、1M コンテキストを既定で使う条件の変化が重要でした。

Claude Code 2.1.281、2.1.283、2.1.285、2.1.287 の版ごとに、1.1.0 の古くなった記述と 1.2.0 での直し方を並べた表。別枠に、版に結び付かない再現コマンドと公式 docs の URL の修正

版ごとの変化と 1.2.0 での直し方。再現コマンドと docs の URL の直しは別枠です。

2.1.283 で加わった /doctor prompt-audit を、内容の監査の最初に入れました。prompt-audit は同梱の claude-api skill を通して動くため、使用実績が 0 回でも claude-api を off にすると使えなくなる、という注意も足しています。公式説明に重複と曖昧は挙がっていないため、矛盾・重複・陳腐化・曖昧の 4 観点の表は残しました。

数字は測り直していない

訂正と追記を承認し、10月10日に 1.2.0 を push しました。削減量は 2.1.295 で測り直しておらず、この更新で増減したとは言えません。

直した確認コマンドの全文、版ごとの変更点と出典、導入と更新のコマンドは Qiita の本文 にまとめています。claude-code-context-diet で何ができるかは 作品ページ にあります。前回の記事は Claude Code の常駐 context を 14% 削った話。disabledTools は存在しなかった です。

参考リンク