群馬のIT専門学校で、学生は減っているのか。在籍者数の5年を並べてみた
群馬県内の情報系・IT系専門学校の在籍者数を、学校の公表資料から5年分並べました。減った学科も、途中で増えた学科も、100人前後の学科もあり、一律には減っていませんでした。
AIが原因かどうかは、この数字だけでは決められません。それでも、変わり目は2027年4月入学からではないか、というのが今の自分の予想です。調べものはAIエージェントの dots に任せ、かかった時間や間違いも記録しました。
学校が公表した在籍者数を、5年分並べた
柱にしたのは、各校の修学支援新制度の確認申請書と、職業実践専門課程の基本情報にある「生徒実員」、つまり全学年の在籍者数です。最初は新入生の数を調べましたが、5年分が揃わず、在籍者数なら主な学科の動きが見えました。
東日本デザイン&コンピュータ専門学校のコンピュータ学科は134人から82人へ、5点とも前年を下回りました。中央情報大学校の情報システム学科は143人から2023年の208人まで増え、2025年は136人です。同じ学校の4年制の高度ICTデザイン学科は97〜104人で推移しました。2024年に開設された高崎情報ITクリエイター専門学校の情報処理学科は49人から128人ですが、これには学年が増える分も含まれます。
旧校名や旧コースと新しい学科は、資料で確かめられない限り一本の線にはつないでいません。同じ範囲の数字を二度足さないようにもしています。その細かい経緯は全文にあります。
在籍と入学は別。全国と県の入口も見た
中央情報大学校の高度ICTデザイン学科は、2024年度から2025年度に在籍が99人から104人に増えた一方、実入学者は22人から17人に減っていました。在籍が横ばいでも、新入生まで横ばいとは限りません。
全国の専門課程「情報処理」の入学者は、2021年の15,775人から2023年の13,831人まで減り、2025年は15,936人でした。群馬では18歳人口も高校の卒業者も減っているのに、県内の専門課程(全分野)の入学者は4,571人から4,576人と、ほぼ同じでした。ただ、数えている集団が違うので、その差を「県外や留学生が埋めた」とは言えません。
AIが原因かは決められない。それでも予想は置いておく
在籍が減った時期と生成AIの普及が重なっても、同じ時期に人口や進学先の選び方、学科の構成も動いています。この数字だけで原因は決められません。
自分は2024年から2025年にかけて生成AIをチャット形式で使い、2025年11月からはコーディングをAIエージェントに任せて、自分ではまったく書かなくなりました。その後に進路を選ぶのは、いま募集している2027年4月入学の人たちが最初です。変わり目が来るとすれば、そこからではないかと考えています。全国の数字は2026年12月と2027年12月に出るので、当たったか外れたかを書きます。
AIに調べてもらって、どのくらいかかったか
最初の調査は、依頼から完了報告まで約55分、保存の停止と再開を挟んで検収まで約3時間半でした。在籍者数への書き直しは、頼んでから提出まで約1時間53分です。数字そのものを自分の目で確かめた時間は0分で、出典との照合は手元のAIが担当しました。表の大半が空欄だった最初の下書きを見て、在籍者数に切り替えるよう頼んだのは自分です。
音声で聴く(AI ラジオ解説・14 分)
この記事を Gemini でラジオ風に音声化したものです。移動中や作業しながらでもどうぞ。
もっと深く読みたい人へ
出典の一覧、学校名と数える単位をそろえた細かい経緯、間違いの記録は、noteの全文にあります。