Windows で Codex CLI・Claude Code・grok を並べて動かしていると、Defender がずっと数%から十数%で動き続けていました。2 分間の記録で何を検査しているかを測ると、目立っていたのは git ではなく、AI が書き足していく会話記録とログでした。中にプログラムが無い 8 フォルダだけを検査から外し、その場所の検査時間は 2 分あたり 6.93 秒から 0.03 秒になりました。
最初は、AI が git のデータを頻繁に書き換えているせいだと思っていました。そこで、Defender に付いている計測機能(管理者の PowerShell で New-MpPerformanceRecording と Get-MpPerformanceReport)で、2 分間に何を何秒検査したかを記録しました。
結果は、2,814 回の検査に合計 10.9 秒。そのうち grok の説明書と動作記録、Codex の会話記録だけで 6.93 秒と約 6 割を占めていました。git はプログラム別の上位 10 にも入っていません。Codex は会話記録に 1 行ずつ書き足していくので、書き足すたびに同じファイルが検査し直されていました。
外したのは、2 つの Codex の会話記録のフォルダと、3 つの grok の説明書と動作記録のフォルダ、計 8 か所です。登録の前に、中に実行形式(exe・dll・js など)が 1 本も無いことを数えて確かめました。AI の道具のフォルダを丸ごと外したり、codex.exe などをプログラムごと外したりはしていません。前者にはプラグインなどのプログラムが入っていて、後者だとリポジトリへ書くファイルまで検査されなくなるおそれがあるためです。
途中で失敗もしました。長い 1 行のコマンドを貼ったら折り返しの位置に空白が入り、壊れたパスが 2 件そのまま登録されました。エラーは出なかったので、登録したら一覧を読み返すことにしています。
同じ夜にもう一度 2 分間測ると、外した 8 フォルダの検査時間は 6.93 秒から 0.03 秒になりました。ただし記録全体は 10.9 秒から 50.2 秒に増えています。対策後の記録中に、別の Go のテストが走っていたためです。
タスクマネージャーの Defender もゼロにはならず、その夜は 4.5〜19% の間で上下しました。言えるのは「その場所の検査時間が減った」までで、PC 全体が何割速くなったかではありません。Anthropic と OpenAI の公式の説明にも会話記録への対処は見当たらず、今回のやり方はどの会社の手順でもなく、自分の PC で測って決めたものです。
計測と除外のコマンド、中身を数えるスクリプト、取り消し方、安全面の考え方、公式の説明と公開 Issue の確認結果は、Qiita の全文にまとめています。