第二弾では、検索を使わせずにiPhone Duoの値段を予想させました。今回はClaude、ChatGPT、Geminiに、それぞれ自分が出した答えを返し、検索ありで見直してもらいます。AIに値段を予想させた連載(全4本)の第三弾です。表だけなら「変更したのはClaudeだけ」で終わりますが、同じ据え置きにも違う経緯がありました。
渡したのは、第二弾と同じ共通資料と、自分自身の第二弾の原回答です。他のAIの答えは渡していません。見直した後も、1年後の中古B買取の中心は定価の52〜56%(19万〜20.5万円)でした。既存の折りたたみ(33〜47%)より上で、iPhone 17 Pro Max(78%)には届かない、という見立ては変わりません。
値段を動かしたのはClaudeだけです。3か月後の中心を、買取は32.2万円から35.5万円、販売は35.8万円から39.5万円に上げました。供給制約や増産の報道を読み、1月下旬にも品薄が残る可能性を高く見直したためです。ただ、販売の幅は9万円から12.5万円に広がり、見通しが確かになったわけではありません。
ChatGPTは検索を実際に行い、15個の値をすべて据え置きました。海外の売却表示は国内256GBの実績に置き換えられず、比較機種の販売表示も条件が合わなければ使えない、という判断です。自信が強まったとは扱っていません。
Geminiは外部のページ取得が0件のまま、第二弾と同じ値を返しました。「調べた結果、変える必要がなかった」と書くと記録と違うので、そうは書きません。原因を探るため、設定を戻して試験を重ねました。ふつうの質問や、実験と同じ3ファイルを添えた質問では検索しましたが、第三弾と同じ指示文では本番・参考試行・試験の3回とも検索しませんでした。
指示文のどの条件が影響したのかは、まだ切り分けていません。Geminiの不具合とも、指示文の欠陥とも断定しません。
「検索あり」の一言で、検索した記録、取得した本文、価格に使った理由の違いを隠さないようにします。第三弾は自分の第二弾の答えを読むので、最初の値の影響が残り得ます。独立に調べ始めた第四弾とは条件が違い、同じ条件の比較としては並べません。見直しの途中で、第一弾の資料にも直すところが見つかり、公開版は直しました。AIが読んだのは修正前の10月17日版です。
答え合わせは、発売1週目が10月23〜29日、3か月後が2027年1月20〜26日、1年後が2027年10月20〜26日です。変更がよかったか、据え置きがよかったかは、その時に決めた条件で確かめます。
実験の条件と設定、5つの値段の全部の数字、Geminiの切り分け試験、取れなかったデータは、note の全文にまとめています。