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考察 5分で読める要約版 2026-10-18

「iPhoneだから高く売れる」は、折りたたみでも通用するのか。36万円のDuoと、1年後の買取価格

机の上に並んだ折りたたみスマホと通常型スマホ。iPhone Duoの「高く売れる」は折りたたみでも通用するのかという題字

iPhone Duo(256GB・36万4,800円)の予約が始まり、配送予定は2027年1月下旬まで延びました。気になったのは予約の勢いより、1年後にいくらで売れるかです。発売から約1年の折りたたみスマホの買取相場を調べて、Duoに当てはめてみました。

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残価率の比較、発売前のプレ値、Duoに当てはめた3つの仮定計算をまとめた図
1年後の買取の残価率、発売前のプレ値、Duoに当てはめた仮定の計算を1枚にまとめました。

発売前のプレ値は「今すぐ手に入れる権利」の値段

米国のeBayでは、2TBモデルが定価の約1.56倍、1TBモデルが約1.69倍で売れた表示が出ました。国内のフリマにも、定価に約10万円を上乗せした出品があります。ただ、これは手元に届いた端末の値段ではなく、予約枠や発売日に受け取る権利の値段です。

前例を並べると、初代Galaxy Foldのプレ値は約4週間で消え、iPhone Xは1割程度のプレ値が数週間、PS5は国内で収まるまで約2年3か月かかりました。続く長さは人気より、供給が追いつくまでの時間で決まりそうです。供給が少なければ、少ない需要でもプレ値は付きます。ただ、Appleが品薄を演出したと言える資料は見つかっていません。

折りたたみは、1年で定価の4割前後

同じ買取業者の中古Bランクで、2026年10月17日の買取価格を発売時の定価で割りました。横開きのGalaxy Z Fold7は47.4%、Pixel 10 Pro Foldは40.0%で、2機種の中央値は43.7%。同じ店のiPhone 17 Pro Maxは78.0%でした。米国の調査(SellCell)でも、折りたたみの12か月後の残価は平均35.4%と厳しい数字です。

iPhone 17 Pro Max 78.0%、Galaxy Z Fold7 47.4%、Galaxy Z Flip7 44.3%、Pixel 10 Pro Fold 40.0%、motorola razr 60 32.8%の棒グラフ
発売から約1年の中古B買取の残価率(2026年10月17日)。

Duoに当てはめると、どれでも減る額は大きい

36万4,800円に3つの残価率を当てはめると、横開きAndroid並みの43.7%で約15万9,400円、Appleのブランドが支えると仮定した60%で21万8,880円、17 Pro Max並みの78%で約28万4,500円です。通常型iPhone並みに残っても、価格が高いぶん約8万円は減ります。すべて仮定の計算で、実際の査定ではありません。

Duoの1年後の仮想買取額。43.7%で約15万9,400円、60%で21万8,880円、78%で約28万4,500円
36万4,800円のDuoに3つの残価率を当てはめた仮定の計算。

家電で強い世界観を持つバルミューダも、スマホでは発売4か月で直販価格を約25.6%下げ、事業を終えました。Appleの基盤は別格ですが、ブランドが新しい製品の価値を自動で保証するわけではない、と思っています。

答え合わせのために、AIにも予想させた

1年後の買取が40%台なら既存の折りたたみと同じ道、60%前後ならAppleの下支え、80%前後なら通常型iPhoneに迫る別の軌道、と線を引きました。そのうえで、この記事を材料に6つのAIに発売1週目、3か月後、1年後の値段を予想させ、答えを先に固定しています。結果は、続きの3本にまとめています。公開したら、note の全文にある連載の目次からたどれるようにします。公開前には、AIの確認で見つかった記事の誤り(中央値の丸め、出荷予測の期間など)も直しました。

もっと深く読みたい人へ

前例ごとの出典、買取価格の条件、直した箇所の一覧は note の全文にまとめています。

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