iPhone Duo(256GB・36万4,800円)の予約が始まり、配送予定は2027年1月下旬まで延びました。気になったのは予約の勢いより、1年後にいくらで売れるかです。発売から約1年の折りたたみスマホの買取相場を調べて、Duoに当てはめてみました。
米国のeBayでは、2TBモデルが定価の約1.56倍、1TBモデルが約1.69倍で売れた表示が出ました。国内のフリマにも、定価に約10万円を上乗せした出品があります。ただ、これは手元に届いた端末の値段ではなく、予約枠や発売日に受け取る権利の値段です。
前例を並べると、初代Galaxy Foldのプレ値は約4週間で消え、iPhone Xは1割程度のプレ値が数週間、PS5は国内で収まるまで約2年3か月かかりました。続く長さは人気より、供給が追いつくまでの時間で決まりそうです。供給が少なければ、少ない需要でもプレ値は付きます。ただ、Appleが品薄を演出したと言える資料は見つかっていません。
同じ買取業者の中古Bランクで、2026年10月17日の買取価格を発売時の定価で割りました。横開きのGalaxy Z Fold7は47.4%、Pixel 10 Pro Foldは40.0%で、2機種の中央値は43.7%。同じ店のiPhone 17 Pro Maxは78.0%でした。米国の調査(SellCell)でも、折りたたみの12か月後の残価は平均35.4%と厳しい数字です。
36万4,800円に3つの残価率を当てはめると、横開きAndroid並みの43.7%で約15万9,400円、Appleのブランドが支えると仮定した60%で21万8,880円、17 Pro Max並みの78%で約28万4,500円です。通常型iPhone並みに残っても、価格が高いぶん約8万円は減ります。すべて仮定の計算で、実際の査定ではありません。
家電で強い世界観を持つバルミューダも、スマホでは発売4か月で直販価格を約25.6%下げ、事業を終えました。Appleの基盤は別格ですが、ブランドが新しい製品の価値を自動で保証するわけではない、と思っています。
1年後の買取が40%台なら既存の折りたたみと同じ道、60%前後ならAppleの下支え、80%前後なら通常型iPhoneに迫る別の軌道、と線を引きました。そのうえで、この記事を材料に6つのAIに発売1週目、3か月後、1年後の値段を予想させ、答えを先に固定しています。結果は、続きの3本にまとめています。公開したら、note の全文にある連載の目次からたどれるようにします。公開前には、AIの確認で見つかった記事の誤り(中央値の丸め、出荷予測の期間など)も直しました。
前例ごとの出典、買取価格の条件、直した箇所の一覧は note の全文にまとめています。